妊娠中に避けたいリスクがある行動とは

妊娠中にはママの体や赤ちゃんの成長の為に、避けたい行動があります。
順調な妊娠経過や赤ちゃんの健やかな成長は、ママの行動にかかっているといっても過言ではありません。
リスクを避けるためにも是非ご一読ください。
喫煙
喫煙をすることによって、生まれてくる赤ちゃんの体重が少なくなることは良く知られています。
これは喫煙本数に比例するそうです。
つまりヘビースモーカーの方の赤ちゃんは低体重の傾向があるのです。
また喫煙は血管を収縮させるので、赤ちゃんに栄養や酸素が届きにくくなってしまいます。
成長を阻害してしまうだけではなく、先天性のリスクを負う可能性も高まってしまうのです。
妊活中・妊娠中の方は、禁煙を心がけてくださいね。
過度の飲酒
飲酒はママの体から様々な栄養を消失させるだけではなく、恒常的な飲酒で奇形の確率が上がったり未発達や未熟児の赤ちゃんが生まれる確率があります。
特によく知られているのが「胎児性アルコール症候群」です。
これはアルコールをママが飲んだ影響で、おなかの赤ちゃんの発育が遅れたり脳の発達が不十分といった症状がでます。
1日に1杯程度なら問題ないとされていますが、恒常的に飲酒をするのは避け、たしなむ程度にしましょう。
激しい運動
激しい運動は、流産に繋がる恐れがあります。
安定期に入ると、運動を始める方も多いですが、医師の許可を受けるだけではなく、専門のインストラクターの元で安全に配慮しながら運動を楽しみましょう。
ヨガやウォーキング等が人気がありますが、身体に負担がかからないように配慮し、非妊娠時よりもゆっくりとそして休憩を多くとるように心がけてくださいね。
自転車
お腹が大きくなってくると、歩くだけでもバランスが取り辛いもの。
重い荷物を籠にのせた状態でふらふらと自転車をこぐのは転倒の危険があるのでやめてくださいね。
また自転車の振動が子宮に伝わることで、お腹が張りやすくなることもあります。
上の子の送迎や買い物などで自転車が手放せない方は、少し遠回りをしてでも平らな道を選び、車や人があまり来ない安全な道を走行しましょう。
何かあった時にすぐに止まれるように、サドルの位置を下げるのもお勧めです。
妊娠中にはほかにも沢山の避けたいリスクがあります。
妊娠中の行動はママの身体だけではなく、赤ちゃんも危険にさらしてしまう大切なものです。
リスクをきちんと学んで、お腹の赤ちゃんを大事にしてあげましょう。