低体温の危険性

ウィルス

ここでは低体温の危険性について解説していきます。
低体温状態が続くと病気や神経痛への影響が懸念されます。
具体的にどんな危険性があるのか見ていきましょう!

低体温が続くと、どんな危険性がある?

風邪

低体温状態が続いて一番のデメリットは免疫作用が低下すること。
人間の体は36度台をキープしていると、外的要因(細菌や雑菌など)から身を守る働きがあります。
風邪やアレルギーとなる抗体から身を守り、ウイルスが体内へ入ってしまうのを防ぎます。

36度台の体は血行促進作用が生まれ、血流がよくなっている状態。
そうなると血液に存在する白血球が異物をすぐに見つけてシャットアウトしてくれます。

白血球は外的要因からパトロールする警備員のような役割。
白血球が正常に活動していればウイルスや細菌だけでなく、がん細胞などの悪性物質も体外に排除してくれます。

しかし低体温状態は白血球の活動が鈍くなっている瞬間。
その瞬間にウイルスが入ってきてしまうと簡単に侵入を許し、病気やアレルギー反応(花粉症など)を引き起こしてしまうのです。

ある程度は自己防衛が可能

例えば寒いところに行くと、人間は身を丸めて寒さからしのごうという本能が働きますね。
その間、体を流れる血管は収縮し、冷えた空気と触れる面積を減らそうと体が変化します。
そのため、いくら寒い状況に置かれてもすぐに体温が下がるわけではありません。

人間は外気が寒い場合、熱を出来るだけ放出させないような温度調整装置が付いているのです。
寒い空間から開放されれば修復機能が働き、体温は再び上昇し、36度台を推移します。

睡眠中

しかし、それでも長期間寒い場所に身を置いたり、体の熱を作り出す成分を摂取できなければ低体温になってしまうことも・・・。

例えば季節の変わり目で朝、体を冷やして風邪をひいてしまうなんてことがありますね。
寝ている間は副交感神経しか働かず、体温調節機能も稼動していません。
そうなると低体温を招き、ウイルスの侵入を許します。

人間は温かい食べ物でなくても、食べることでエネルギーを生み出し、脂肪を燃焼する作用がありますから、とにかく食べることが大事です。

ヒーターやコタツ、エアコンなどで体を温めるよりも長期に渡り、体を芯から温めるには血液を作り出し、血行促進作用のある食事を毎日摂り続けることが大切です。


以上、低体温による危険性についてご紹介しました。
体を温かくすることを普段から意識して対策に講じましょう。

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